「音は全て。全部が音だとも言えるよね」
サウンドサーフィンなどで、皆でよくそういう話をします。
私たちの体も、思考も感情も、物質も、目に見えない光の波長も、全部プルプル震えている振動、つまりそれは音でもあるから。
(だから音で 本来の音からズレてしまった肉体や 思考や感情をチューニングすることが出来る)
人体というくくりで考えたら、臓器というのも、各々の波長を持った音を出しており、心地よく調律された時には素晴らしいオーケストラになるだろうし、「人体というくくり」「境界」というのも 実際 本当には無いのだから、その美しい音は周囲の世界 周囲のプルプルと溶けて混ざって「空間」自体が美しく歌いだすのだろう。
さっき偶然見かけた、脳科学者の茂木さんのnoteが面白かった。
「私たち一人ひとりは、たとえ楽器を持っていないときでも、演奏家でもあるのである。」
https://note.mu/kenmogi/n/n3200ceba4048
本当そうだよねと思う。
☆
弘前市に、お店ごとタイムマシン、、、いや 空間と空間の隙間スポット?。。ドラえもんの引き出し?いや、むしろ押入れ?
というような、すごく素敵なカフェがあって。
何度か友達に連れてってもらうたびに 元気が三割り増しぐらいになってほこほこ帰る。ありがたいのです。
店名がまた。「時の音 ESPRESSO」っていう良い名前で。
先述の茂木さんの文章を読んだときに頭に浮かんだのも、時の音さん。
お客さんのひとりひとりが、楽器を持たない演奏家。お喋りしていても、黙っていてもね。
コーヒーを淹れる音も、コーヒー自体も、カップも、椅子もテーブルも、壁も床も。空間自体が 気持ちいい音を出して 一つの曲を聴いてるみたいな感じで。それは自ずと「ライブ」なので、時の音っていい名前だなあ、ぴったりだなあ、と思う。
時間って伸びたり縮んだりするよね。時の音さんでコーヒーを飲む時間は、一瞬と永遠がちゃんとリンクしている気がする。
で、
そんな 時の音さんにて なんと!!
ライアーの音をお届けすることになりました。うれしい。。!
今回、コンサートあるいはサウンドサーフィンのような 何時から何時まで〜というのではなく、
時の音さんの、ある意味 音としてというか BGMが生演奏!みたいな感じで、ずっといます。
え、ずっといるの?って言われそうだけど、ハイ。ずっといる予定です。笑
辻音楽師、、流しのライアー弾き的な。。。。。
あれ、流しなのに帰らないね、、、、
みたいな感じになる予定^^
マスターに感謝です!
10月11日(金)。
10:30~19:00
青森県弘前市大字北横町5
どのライアー連れて行こうかな。
すごく楽しみ。
あなたに逢いに行きます。お待ちしています。
(^^*
ステージで奏でさせて頂く事も 物凄くありがたく嬉しいし、
WS的なのも楽しいし好きですが、
もともと何故か
聴いてる人が全員寝てる、とか 楽しそうにお茶してる、とか
人が何かしらしている空間に音を乗せるような そんな感じが無性に好き。
共鳴箱の無いライアーの静かな響き、ワッと音の方から空間へ入り込むのではなく、
そこに在る静けさに耳を傾ける事で聴こえてくる音。だからこそ それが出来るから ってとこもある。
それか、前世がちょっとおかしな吟遊詩人とかだったのかも。
なので、カフェで それも時の音さんで奏でるなんてうれしいな〜
カフェのほかは、美術館とか、図書館とか。。。呼んで頂けたら走って行くなあ。
あと 橋の上とか(下では無い)ひっそりした夜の広場とか(どこ)電車の中とか、良いなぁ。
究極的には、スペインでサグラダファミリアの中、サンティアゴ・コンポステーラ前の広場で!が理想。
とりあえず、ひっそりした夜の広場だと行き倒れても発見されない恐れあるから、
雪が降る前に行かないと。笑