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耳をかたむける

「ひびきあいのじかん」

 

 

 

奏でる指に水ぶくれが出来たり、指が硬くなって皮がむけたりするのは

指の角度や奏で方はもちろんなんですが

 

(時々、何度も皮が剥けてを繰り返して弾けるようになったのでしょうね〜!と仰ってくださる方がいますが、

ライアーはどれだけ長く奏でても指が硬くなったりはしないのです ^^ )

 

指はこうでね、このようにこうして、、というよりも

 

姿勢や、呼吸や、自身の在り方、に気をつけてみる方が多分早いし、

きっと タオが望んでいるのは、本来そういう事なのだと思います。

 

そういう事っていうのは、

ライアーを通して自分自身を真っ直ぐに観ること、というか。

 

 

 

基本の奏で方を覚えたら、そのあとは、

「どうしたら望む通りに出来るのか」ではなくて

 

矢印をライアーから自分自身へとグルリと回して

「今、自分の在り方」に気づいてみる。

 

在り方、というと難しいことみたいに聞こえるけど

力を抜いて 空間に「私」が溶けていくような

そんな「感覚」

 

一方で、矢印がライアーに向いている限り、

「こうだろうか」「どうすれば」「なんかおかしい」「あ、また」と

どうしたってそれは「思考」です

 

思考が働いた状態で奏でることは無理です。

 

 

 

在り方の感覚、とか言われると余計に混乱!って思うかもしれませんが

自分自身をその状態にチューニングしていくのが、調弦です。

まずはゆーっくりじーっくり調弦、

そこで「聴く」ということを一緒にしていきます。

気持ちいいんだよー、調弦。

そのうち、チューニングハンマー握っただけでスッと落ち着くようになります♪

 

 

そして、

「聴く」っていうのは本当にすごくって、

きっとそこから分離を超えていくことが出来る、と私は感じています。

 

・・とか言っても、

私も何もわかってないので大丈夫。(大丈夫?笑)

そういうことを、一緒に 探求して味わっていこう!という企画です。

いや企画じゃない、メニューです。笑

 

 

 

先日

生まれたてのライアーと共に いらして下さったお客さまは

その感覚、今の感覚、この感覚とさっきのとの違い、みたいな

そういう視点を新たに持った瞬間から 音がぱーっと変化して。

 

その状態から、

音を届けてみようコーナーもできました。

(自分の各臓器、各記憶に一音を届ける、をふと思いつきでやってもらったら、

ご本人だけじゃなく 私の体にも反応があって、音ってやはり凄いのですね。

こういうことは 一人じゃできない実験(実験!?笑)なので、ありがたいしうれしいな。)

 

ほぼ擬音だと評判の私の話を、すっと理解して下さって

ありがとうございました。

ぜひ時々また、いらして下さればと思います。 

次は何をどこまでやろかな〜って、私も楽しみです!

^^

 

 

 

 

「ひびきあいのじかん」は、

オーナーさんじゃない方でもOKです。

ライアーと共に 耳を澄ませる時間はすごく豊かだから

うちの師匠イオアン(タオ)に、二人で 少しずつ教わっていけるといいですね!

 

 

 

あなたと響きあえること、

楽しみにしています♪

 

 

 

koko